テナーのひびきです。
練習
先日はレコーディングに向け、『Synchrogazer』と『バンドリ!メドレー』の練習でした。
レコーディング本番が間近に迫り、盛り上げるところと冷静なところの使い分けなど、細かいところまで詰めて気合が入ります。
また、その次の本番に向けて、新しいアレンジも練習しています。
続報を待て!
聴く読書
さて、自分の近況ですが、つい最近「聴く読書」を始めました。
プロのナレーターさんが朗読した本を聴ける、Amazonの提供する「Audible」というサービスです。
使い始めようと思ったきっかけが、タイトルに挙げた『同志少女よ、敵を撃て』という小説です。
ミステリ作品に贈られる「アガサ・クリスティー賞」で史上初、選考委員全員が満点をつけた作品。
本屋大賞2022受賞作品。
そしてぱっと目に入る、美しいカバーイラスト。
もともと本屋で見かけて、気になっていました。そんな本をAmazonで見て、目に入った文字。
ナレーション:青木瑠璃子
一気に引き込まれました。
青木瑠璃子さんはゲーム「OCTOPATH TRAVELER」で快活な商人少女・トレサ役を演じていたことで良いなと思っていた声優さんだったのです。
そのほか、デレマスシリーズ「多田李衣菜」役、ウマ娘「エアグルーヴ」役でも有名ですね。
そんなこんなでAudibleの無料お試し期間に加入し、聞き始めてみたら…
めちゃくちゃ面白かった。
第二次世界大戦の独ソ戦を生きる女性兵士を描いた物語なんですが、戦況を淡々と説明する文章と青木瑠璃子さんのクールな声との相性が最高。
セリフの人物ごとの演じ分けも素晴らしく、プロローグで老若男女いろいろな村人が会話するシーンから技術のオンパレード。
ある程度聞いていると、もう「○○が言った」という説明がなくても声色だけで誰のセリフかわかるようになる。
作品全体で16時間ほどあったんですが、1週間で聞き終わってしまいました。
1日2時間くらい聞いてたのか…
声の話しかしてないですけど、もちろん作品自体も面白く、「聴く読書」の性質を活かしてPC作業などしながら聞いてたんですが、クライマックス周辺は思わず手を止めて聞き入ってしまいました。
構成的にもとても読みやすいので自分みたいな普段ラノベしか読まない人にもオススメです。
受賞歴からして面白いことは約束されているので、よかったら文字や音声で読んでみてください!
それでは!
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