こんばんは、sopのじゅんこです。
皆さま此度の台風は大丈夫でしたでしょうか。
被災された地域が1日も早く復興できるよう、心からお祈りしています。
令和元年台風19号緊急災害支援募金(Yahoo!基金)
今月10日、小雨降りしきる中、グノーシナは振り付けも交えた練習をしました。
グノーシナの振り付け担当といえばおなじみにったんさんですが、
この度ついに我が団から新たな振り付け担当が誕生しました!
新しい振付師による振り付けは、11/27(日)に上野で行われる野外コンサートにてお披露目致します。
生まれ変わったグノーシナの新たな演出に刮目ください!
そんな荒れた天候の中ですが、
私は台風上陸当日にどうしても書店に行きたい訳がありました。
10月12日は、18年ぶりに『十二国記』の新刊が出る日だったのです。
そう、『十二国記』といえば、1991年から刊行し累計1,000万部突破した小説シリーズで、
2002年にはNHKからアニメ化もされた不朽の名作。
私が初めて『十二国記』と出会ったのは、小学生のある夜、偶然NHKでアニメ一挙放送を観たのがきっかけでした。妖魔の存在や怪奇な世界に少し怖さを覚えつつ、その宏大な世界観と骨太なストーリーは幼い私の心に深く突き刺さり、オタクとしての私を型どる原点的作品となりました。
一方で、シリーズは2001年に短編が発表されてからというもの、一切の新作がないまま。
そんな『十二国記』が、18年の沈黙を破り、新作を出すと発表した時の喜びはもう、筆舌に尽くしがたいものですね。
『十二国記』を知らなかった方も、興味はある方も、読み始めるなら本編における最後の長編(作者談)が刊行されている今がオススメです!18年待たなくていいのですから…
というわけで、私の独断と偏見で『十二国記』のオススメポイントを簡単にご紹介します!
(以下、オタク特有の早口を想像してお読みください)
- ・骨太なストーリー
十二の国とそこに生きる人たち、そして神々や妖獣が織りなす宏大な世界を背景とする物語。
政治、国を主軸に、様々な理想や責任を抱えたキャラクター達がどのように生きるのか、どのような苦難に突き当たり、乗り越えて行くのかを描いた作品です。何度読んでも泣けます。
・主従要素
『十二国記』はそれぞれの国を統べる王と、その王を補佐する麒麟のお話。主従という萌え。
王は不老不死ですが、国が傾くと麒麟が「失道の病」にかかり、麒麟が死ぬと王も死にます。
まさに一蓮托生の関係。正直この関係性だけでご飯10杯いける。
・主人公の成長
優等生気質で、周りの機嫌を常に伺い、嫌われないように生きてきた主人公・陽子が、
様々な苦難を乗り越え、逞ましい「王」に成長するまでの過程が非常によく描かれています。
最後はきっとあなたも「主上ー!!!」と叫びたくなること間違いなし。
・麒麟
急に色素薄めな儚げ金髪ロン毛の美青年もしくは美少女(個体差あり)が目の前に跪き、
「御前を離れず、忠誠を誓うと誓約する」と言ってきます。ヤバいですね。
嫌でも王の命令に絶対服従、血が苦手、心優しい…もう麒麟という存在自体が尊い…
全巻読めばきっとあなたの推し麒麟が見つかります。
・楽俊
みんな大好きなねずみ。
「ねずみが出てくるまで頑張れ」が十二国記を読む者への定番文句。
・豪華声優陣(アニメ版)
釘宮理恵のショタ声や、山口勝平のショタ声が堪能できます。
そのほか石田彰、鈴村健一、藤原啓治、桑島法子、大川透などなど超豪華声優陣。
そして圧倒的子安。
さて、まだまだ魅力を伝えきれていませんが、
とにかくぜひ、一度読んでみてください!後悔はさせません!
歳を取って思うのですが、好きな作品というのは一生の友達なんですよね。
18年間新作がないときでも、『十二国記』という作品は決して私から離れていたわけじゃなく、
むしろずっと側にいてくれたような気がします。
私にとっての『十二国記』みたいな存在が、きっとみんなそれぞれあって、
そのエネルギーが集約しているのがChor Gnosinaのような場所なんでしょうね。
改めて素敵な仲間達がいる場所だなと感じています。
よし、綺麗にまとまったぞ。
そんなこんなで、今後もChor Gnosinaは精力的に活動を続けて参りますので、
応援のほどよろしくお願いいたします!
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