お久しぶりです! ソプラノの姉と申します。
前回ブログから随分間があいて、前って1年半前くらいだったかなあ……と思って確認してみたら2年半前でした。2年半前?!?!??! そんなに経ってたの?!??!??! 最近時の流れが早すぎて怖いです……

直近の練習では、収録予定の「悪魔の子」「ミックスナッツ」を練り上げつつ、5月の第3回あいパル音楽祭に向けて、過去曲の「新時代」「SHINY DAYS」「アイドル」にも触れていきました。
個人的に「ミックスナッツ」はぐのしなでやってみたかった曲の一つで、できるだけでも嬉しいのに、ぐっちさんのオシャレで歌いごたえのある編曲がやっていてとても楽しいです! 編曲で好きなのは2番Aメロ! 近々収録して動画公開予定ですので、公開をお楽しみに!(ぐのしなに見学に来たり入団したりして自分も歌うという手もありますよ!)

 

さて今回は何を書こうかな……ネタは色々あるんだよな……直近の20th CenturyとKinKi Kids(※KinKi KidsはDOMOTOへの改名が発表されていますが、DOMOTOとしての活動は今年夏頃からとのことですので、今回のブログでの呼び方はKinKi Kidsで統一させていただきます)とSUPER EIGHTのコンサートがそれぞれの歴史を背負いこれからの未来を見据えていくセトリと演出で最高だったこととか……Kis-My-Ft2の宮田俊哉くんは「カードファイト!! ヴァンガード Divinez」の主演声優に、Snow Manの佐久間大介くんは「キミとアイドルプリキュア♪」のレジェンドアイドル役に、Aぇ! groupの佐野晶哉くんは「ヨウゼン」の主演声優になり、いよいよ東映とブシロードに足を向けて寝られなくなってきたこととか……ここ数ヶ月ふぉ〜ゆ〜がハチャメチャなスケジュールで4人一緒の仕事やってて仕事が増えてることを実感して感激していることとか……本当に色々ある……
けれど今回は、去年1年間で私が一番追いかけた作品、Endless SHOCKについて紹介させてください。

この後、多少「Endless SHOCK」本編のネタバレが含まれます。ただし、出来うる限り、このブログを読んだ方が初めて「Endless SHOCK」を鑑賞した時の観劇体験を損ねないように極力ネタバレなく書いているつもりです。ネタバレ厳禁勢におかれましては、すぐ下の1つ目の☆のところだけ読んで気になったら円盤を買って観てください。
正直このブログを読むよりEndless SHOCKを観てもらったほうが話が早いというか、とりあえず浴びればわかるみたいなところがある作品なので、もうほんとあの……Endless SHOCKを観てください。今日言いたいことはそれだけです。そういう感じのブログです。

 

☆そもそも「Endless SHOCK」って何?
「日本一チケットが取れない舞台」と言われることもある、KinKi Kidsの堂本光一くんが単独主演を務めるミュージカルです。光一くんが大きい階段の上から下まで転がり落ちたり、赤い布を持ってフライングしたりしているのをテレビで観た! という方もいらっしゃるのではないでしょうか? あれです。
2000年11月にMILLENNIUM SHOCKというタイトルで始まったSHOCKシリーズは、いくつか名前や内容を変えながら、2005年にタイトルが「Endless SHOCK」となるに伴い、作・構成・演出・主演を全て光一くんが担う形となり、2024年11月、25年の歴史に幕を降ろしました。国内演劇の単独主演記録では堂々の1位(2128回)、2024年の最終公演は全国の映画感でライブビューイングが行われ、金曜の昼公演でありながら全国から7万人以上の人が鑑賞するなど、数々の記録を持つ国産オリジナル・ミュージカルです。
毎年帝国劇場での公演があり、数年おきくらいで大阪の梅田芸術劇場や福岡の博多座での地方公演も行われていました。

 

☆どんな話なの?
ニューヨーク・ブロードウェイ。オフ・ブロードウェイと呼ばれる小劇場で、コウイチ(堂本光一)はカンパニーの仲間であるライバル(役名は本人の名前による、年により様々な事務所の後輩たちが務める)や劇場のオーナーの娘であるリカ(役名固定のヒロイン、年により様々な客演キャストが務める)などと日々切磋琢磨し、公演を成功させてきた。ある日、多くの舞台人にとっては夢である大舞台、オン・ブロードウェイの大劇場で新作公演をやってみないかと声がかかる。夢が叶うんだと喜ぶカンパニー一同に対し、コウイチはオンの先に何が見えるのか考えなければ、と消極的だったが、カンパニーに押されて大劇場への招待を受けることとなる。皆の憧れだったはずのオンの舞台で、カンパニーに亀裂が入っていく……
という感じの話です。これでまだ1幕終わってません(真顔)
コウイチの舞台に懸ける思い、ライバルコウイチへの嫉妬と憧れ、リカの一途さと芯の強さなど、言葉にすると分かりやすいようで実際には複雑な感情や関係性、カンパニーの皆がショーに真剣で必死であるからこその言葉たちが観客の心を打つ、そんな作品だと私は思っています。

 

☆おすすめポイントは?
たくさんあるのですがいくつかに絞ってお伝えします。

✦華やかなショー
公演時間は平均的な2幕構成のそれだと思うのですが密度が高く、畳み掛けるようにオケピから生オーケストラによる音楽が繰り出され、アンサンブル含め約50名ものキャストが歌い踊ります。作中の半分以上の曲は劇中でのショーに使用されており、どれも素敵な曲ばかりですし、大人数での一糸乱れぬダンスや厚みのある歌は圧巻です。
また、見せ場での一つであるフライングは実は劇中で4回も披露されます(1幕で1回、2幕で3回)。それぞれ異なる飛び方のフライングで見応えがありますし、一番有名であろうリボンフライング(赤い布で飛ぶやつ)は命綱なしで1階客席の上を飛んでいます。改めて考えてもとんでもないことしてますね……
他にも10分以上の殺陣、名有りキャストほぼ全員による太鼓の演奏など、一つのミュージカルに収まっているのが不思議に思えるくらい様々な演出が詰め込まれています。
ストーリーを考えず、ショー部分だけ観ても満足できるのでは? と思うくらいの音楽や演出は是非観ていただきたいところです。

✦印象に残るセリフ
「あなたにとっての”Show must go on”、走り続ける意味とは何でしょう?」という劇中冒頭にある問いかけからして言いしれぬ”良さ”があるんですが、20年近く掛けてブラッシュアップされてきたセリフはどれも珠玉で真に迫っており、観客の心を打ちます。
ラストイヤーに観劇に行った際、最後ともなればもう変えるようなセリフはあるまいと思っていたのに、細かいセリフが変わってよりそれぞれの役の心情がわかりやすくなっていたのには驚きました。
私はぐのしなも含め歌ったりなんだりの表現活動をアマチュアでやっている人間ですが、方法は何であっても、何かを表現することが好きでこれからも続けていきたいと思っている人にはきっと刺さるセリフが見つけられる舞台だと思います。
私はその中でも「俺たちはひとつ苦しめば、ひとつ表現が見つかる。ひとつ傷つけば、またひとつ表現が作れる。ボロボロになる。……その分だけ輝けるんだぞ」というセリフがこれまで観てきた舞台の中でも一番好きなセリフなので、是非このセリフが出てくるところまでは観てほしいと思います。

✦キャストのキャラクターへの解釈が観られる
Endless SHOCKはコウイチ以外のキャストは毎年変わったりWキャストやトリプルキャストだったりして、リカオーナー以外のキャストはそのキャストの名前を役名とするため、同じ役を別の人が別のキャラクター名で演じることが多々起こります。
他の舞台のWキャストなどでもあることではありますが、同じセリフなのに感情の方向性が違う、という現象をたくさん観られるのが大変楽しいところです。
ラストイヤーは4・5月帝国劇場/7・8月梅田芸術劇場/ 9月博多座/11月帝国劇場凱旋の4会場でそれぞれキャストや役どころが異なる構成だっため、よりそれを感じることができました。私はなんとか4会場それぞれ1枚ずつチケットを握ることができ、この人がこの役をやるとこういう解釈になるのか……! というところをしっかり観ることができました。どれも良かったから4会場全部円盤化して……(祈り)
特にライバル役は劇中での感情の振れ幅が大きく、光一くんとの実際の年の差によっても演じ方が異なってくる役柄で、今年のライバルはどういう感情でコウイチにぶつかっていくんだろう? と毎度わくわくします。個人的には2024年のタツヤ(KAT-TUNの上田竜也くん)は粗野な感じを前面に出しながらも繊細さを抱えている演技が素晴らしくて大好きでした。早く2024年版の円盤が欲しい……まだ発売決定すらしてない……

✦コウイチを主役とした群像劇であること
確かに舞台上でスポットライトが当たっていて物語を引っ張っていくのはコウイチ、もしくはライバルリカなのですが、大人数で舞台上にいることが多い舞台であるため、カンパニーそれぞれが自分のキャラクターを表現できる箇所が多い、群像劇的側面も強く感じられる舞台だと思います。コウイチライバルリカ以外のカンパニーのそれぞれにその性格やその時の感情が分かるようなセリフが用意されていますし、みんながいろんなことをやっていて目が足りなくて困るほどです。
スピンオフにあたる「Endless SHOCK -Eternal-」ではさらにカンパニーそれぞれの心情が掘り下げられており、これを観てからまた本編を観ると解像度が上がって無限ループに陥ります……
この時このキャラクターは何を考え、何を感じてその言葉を放つに至ったのか、それを考えることができる材料が舞台上に散りばめられているので、何度観ても新たな発見があります。一つ上のおすすめポイントであるキャラクター解釈の話とも繋がってくる、この舞台の良さの一つだと感じています。

 

☆Endless SHOCKを観たい! どうすれば良い?
現在までに、2001年(※ダイジェスト版)、2002年、2005年、2008年、2012年(※本編とドキュメンタリーがそれぞれあり)、2013年、2020年(※映画版及びスピンオフである「Endless SHOCK -Eternal-」を収録)の公演が円盤化されています。2012年以降のものはBlu-rayがあるのでオススメですが、特に最新の2020年公演版は本編だけでなくスピンオフも入っており、スピンオフを観ることでより本編の理解が深まる仕様になっていますので、まずはここから入ってみるのが良いのではないでしょうか?
ラストイヤーの円盤が出ていたら絶対そちらをオススメしているのですが……先程ご説明した通りまだ発売決定すらしておりませんので……きっと発売すると信じて待ちます……
それからこちらはネタバレになってしまうのですが、連続ドキュメンタリー番組「Ride on time」の一部でEndless SHOCK公演の裏側に密着している回があり、Amazon PrimeNETFLIXFOD等の配信サイトで見ることができます(シーズン2、エピソード20及び21)。本編鑑賞後に観ていただきたいものではありますが、こちらも是非。
また、東宝の公式YouTubeチャンネルにいくつかダイジェストやプロモーション映像がアップされているので、いくつかご紹介いたします。ネタバレがあるものもご紹介しているのでご注意ください。

 

✦2024年(ラストイヤー)公演プロモーション映像
……ストーリーがわかるような映像なし、ショーシーンの良さが前面に出ていますし、私の一番好きなセリフが聴けます!

✦20周年記念トレイラー
……前半部分は20周年に至るまでの軌跡で、SHOCKシリーズの歴史を感じられます。後半は2019年公演の映像と音声が使われており、多少ネタバレがあります。ここで流れている「CONTINUE」が本当に大好きな曲で……1回は聴いていただきたいです!

✦Endless SHOCK -Eternal- 生配信告知
……EternalはSHOCK本編の3年後という設定であるため、それそのものが盛大なネタバレになってしまうのですが一応ご紹介します。Eternalでしか観られない照明が素晴らしくて、この動画内にも映っているのですが、詳細を説明しようと思うと全部ネタバレになるので気になる方は私に個別で聞いてください……!

 

さて皆様、Endless SHOCKを観たくなってきたでしょうか? 少しでも興味を持っていただけたなら幸いです! もっと他にもこの舞台の良さはあるのですが、やはり言葉では説明が難しい、観て感じるからこその良さみたいなものがあるので、是非観ていただけたらなと思っています。あと、ネタバレをしないように気をつけていると、いつもの勢いが出ない代わりになんだか圧が強くなってしまった気がするのですが、Endless SHOCKに狂っている人間なのでお許しください。とにもかくにもEndless SHOCKを観てください。よろしくお願いします!!!
それではまた次回のブログでお会いしましょう!

 

追伸:帝国劇場 CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』のEプログラムには光一くんがゲスト出演することが発表されており、Eプログラム最終日の2/24(月・祝)配信も行われます。このブログがアップされる頃には終わっているかもしれませんが、恐らくSHOCKの楽曲もいくつか披露されるかと思いますので、もしよろしければ是非ご覧ください!

追伸2:2/28(金)21:00から、日テレ系列にて、「さよなら帝国劇場 最後の1日 THE ミュージカルデイ」が生放送されます。MCは市村正親さん、井上芳雄さん、それに光一くんです。SHOCKの楽曲が披露されるかは分かりませんが、改装前の帝国劇場を観られる最後の機会ですので、こちらも是非!