こんにちは!
ブログ久しぶり過ぎて前回いつ書いたのか分からない、sopのじゅんこです。
 
9月16日は、本番と同じホール、三鷹の武蔵野市民文化会館でバンドステージのリハーサルを行いました!
 
初のバンドステージ衣装お披露目ということで、みんな気合が入ってたように思います。
 
舞台に上がるときって、少なからずおめかししますが、当団は見ての通りこのようなテイストの団体なので、
衣装も小物も普通の合唱団の比にならないくらい必要です。
一人一人がお金や手間をかけて、工夫して、その人にとって一番良いスタイルで舞台に臨んでくれてます。
 
変身の魔法は使えないけど、普段より濃いメイクをして、普段着ない(着れない)衣装を着る。
それだけで、なんだかいつもと違う自分になれた気がする。いつもより少し強くなれる気がする。
それも一つの変身だなって思います。
 
そう考えると、魔法少女に憧れる気持ちと、舞台に上がる時の高揚感は、ちょっと似てるのかもしれませんね。
 

あと、今回初めてピンマイクを装着しました!うひょー!

ピンマイクってなんかカッコよくないですか!?テンション更に上がっちゃいますよね!
剥がす時ガムテープ痛いけど!
 
 
ところで。
 
 
私はとにかく商業BL漫画を買うのが大好きで、300冊から先は数えたことがないのですが、
周りからは「BLソムリエ」という名誉な称号を付けられたりしました。そういう職業が本当にあれば良いのに…
 
「商業BL」とは、商業出版によるBL漫画や小説を指します。
同人とは違い、オリジナルのキャラクターを描く作品です。
そう、彼らは男を愛し愛されるために生まれた存在。
謂わばBLは宿命であり業なのです。
 
 
そんなBLソムリエと呼ばれた私がその名にかけて、今まで読んで来た数ある作品の中から

「BL好きなら読んでいるべき 商業BL漫画ベスト7」

を勝手に選抜し、紹介することにしました!
 
 
何故、ベスト7なのか?
文字数的にヤバイと思ったからです。
 
では、超個人的なコメントも交えて紹介していきます!
 

 
「窮鼠はチーズの夢を見る」
& 「俎上の鯉は二度跳ねる」
水城せとな
 
バイブル。
BL漫画を紹介すると言いながら、初っ端からカテゴリーが「BL」ではない漫画になってしまいました。
水城せとな先生といえば、実写化された「失恋ショコラティエ」や「脳内ポイズンラブ」が有名でしょうが、実はBL界でも重鎮なんです。
どろどろの愛憎劇を描かせたら、右に出る人はいません。
 
この上下作は、当団の指揮者である三好氏ですら「ヤバイ、ハマりそう」と言わせるほど、とにかくヤバイんです。
BL漫画観を覆される。これを読むと普通のBL漫画じゃ物足りなくなる。そんな作品です。
 
濃厚な絡みがあるので、安易にオススメは出来ませんが、
間違いなくBL金字塔のトップに立つべき作品だと思います。
 
 
 
「スメルズ・ライク・グリーンスピリット」
永井三郎
 
号泣しました。
王道ではない、だが至高。
BLというより、ジェンダーの秘密を抱えた二人の少年が、自分と、家族と、もがきながら向き合う友情譚です。
個人の理想と、家族の期待と、社会の圧力の中で、どれを選ぶか、どうやって生きていくか。それを少年の視点から優しく切なく描いた作品。
BLに囚われず、様々な人に読んでほしい作品でもありますね。
エロ要素はほぼないので、BL苦手な人も問題なく読めるオススメ作です。
 
 
 
「囀る鳥は羽ばたかない」
ヨネダコウ
 
かの福山雅治が絶賛し、実写版をやるなら自分が演じたいとまで言わせた、今一番注目されている作品。
率直に言って性癖爆弾です。
 
ヨネダコウ先生の商業BLデビュー作、「どうしても触れたくない」も素晴らしい漫画でしたが、それを更に超えてくる名作。
ヤがつく方々の若頭と、その手下という主従(いや、従主か…)関係も堪りません。全てが最高。
飄々としている主人公の過去の話も切なくて、このど淫乱野郎、愛おしい…!!ってなること間違いなし。
 
福山雅治、分かってらっしゃる。
 
 
 
「同級生」シリーズ
中村明日美子
 
BL界の森鴎外、とでも言うべきでしょうか。中村明日美子による、BL漫画界の歴史に名を刻む名作です。
私が紹介するまでもない、
商業BL好きなら大体読んでいるだろう超有名シリーズ。
少年漫画でいうONE PIECEですね。
 
エロ成分は控えめなので、初心者にオススメな作品でもあります。
一作目「同級生」は映画化もされてまして、グノシナのみんなと観に行きました。そういえばこの時も指揮者いました。
 
 
 
「新宿ラッキーホール」
雲田はるこ
 
私が一番好きなプロポーズのシーンが入ってるBL漫画です(どうでもいい)
同性のいやん♡なビデオの元有名出演者と、元ヤ○ザのおじさんの半生を描いた作品。
エロエロコメディ系かと思いきや、二人の過去が明かされた瞬間口を押さえ涙を流すしかないヲタクになる。尊い。
 
どこか一昔前の漫画を感じさせる作風なのに、どこまでもおしゃれで、独特で、愛らしい。雲田はるこさんの作品はそんな魅力があります。
 
 
 
「憂鬱な朝」
日高ショーコ
 
近代物BLの代表。
没落へ向かう明治の華族に生まれた子爵と、その家に仕える家令、そして二人を取り巻く、時代の中に生きる人々を描いた明治ロマンス。
 
なんたって明治ですよ奥さん。
 
時代と身分に翻弄される二人が、お互いを守るためすれ違ったり傷つけあったりする展開がもう……語彙力!!
尊すぎて数ページ読むごとに一度本を置いてため息つくレベル。
トキメキと切なさとエロティックが絶妙なバランスで詰まってる作品です。
 
 
 
「にいちゃん」
はらだ
 
今一番勢いのあるBL漫画家。
天才ってこういう人を呼ぶんだなぁ…と感じてしまう漫画家さんです。
本作は、かなり賛否が分かれる作品でもあります。
それは、世間一般に受け入れられることがない禁断の愛を描いてる本作の本質とまさに一致しているようにも思えます。
我こそ!という猛者は、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
 
余談ですが、はらださんの描くエロシーンは、BL漫画界中を探しても並ぶ人はいないでしょう。
BL上級者向けの作品かなと思います。
 
 
 
以上が私が選ぶ「BL好きなら読んでいるべき 商業BL漫画ベスト7」でした!
 
超個人的な趣味なので、私のお気に入りが入ってない!などありましたらすみません。
また、このコンセプトは「読んでいるべき」なので、あくまで一般的に有名な名作だと思ってください。
団員の方々は気になるものがあればお貸ししますので言ってください←
 
ここまで読んでくださった方は、本当にありがとうございました!
 
10/9の本番まであと少し。
必ず良いステージに仕上げてみせますので、
お楽しみに!
 
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