8月3日夜、東京芸術劇場コンサートホールにて、

美少女戦士セーラームーン25周年記念Classic Concert

に行ってまいりました。
Bonjour!にったんです。今回は(も?)推し事ブログです。
 
思えば美少女戦士セーラームーン20周年イヤーから始まった、
コミックスの愛蔵版発売や新アニメCrystalの放送、
プレミアムバンダイ他による(血も涙もない)怒涛のグッズ展開、
オフィシャルファンクラブPretty Guardiansの創立など、
当時なかよしを月に一度楽しみに待ち、テレビの前でSLAM DUNKや地獄先生ぬ〜べ〜と一緒に無印からスターズまでを目をキラキラさせて追いかけていた少女たちは、
今や己の稼ぎと財布のある立派な乙女。
 
クラシックコンサート?
もちろん行きますわ。
乙女の嗜みですもの。

 

当日はスマートに定時退社し、颯爽と池袋の地に降り立ちました。
池袋駅の地下通路から芸劇に入り込むと、
乙女(時々紳士)の連なりが5階のコンサートホールに向かって粛々と昇っていくのが見えました。
その列にわたしもそっと加わると、期待感がドキドキ一気に高まります。
 
 
会場では、ミュージカルの衣装展示や
ポスターにも使われているイラストのパネル展示など、
ファンのためのフォトスポットが用意されていました。


 
 
何より、本来フォトスポットではないはずのスタンドフラワーのうち、
冨樫義博先生、武内直子先生ご夫妻のお花がさもフォトスポットであるかのように飾られてあったのが印象的。
冨樫義博・武内直子…この文字列…強い!

 
 
座席ブロックを間違えたり、
並びながら何の列か確認して思いの外時間をかけずにタキシード仮面様とお写真を撮れたり、
どきどきしながら演奏が始まるのを待ちます。
 
 
アバンBGMからのセーラームーンこと月野うさぎちゃんのアナウンスで幕を開けるクラシックコンサートは、息つく暇もありません!
第1部では、鐘の音から始まる「ムーンライト伝説」や石田燿子さんが白のドレスで歌う「乙女のポリシー」といった定番曲もありつつ、
クラシックアレンジでめちゃくちゃかっこいい「愛の戦士」や、
セーラームーンの「ムーン・プリズム・パワー・メイクアップ!」がアナウンスで流れたりと、
セーラー戦士たちのテーマカラーの照明でカラフルに照らされた舞台を見つめながら、わくわくが高まるところまで高まりました…!
 
と思っていたらまさかの!
 
 
ウラヌス&ネプチューンメドレー!
 
 
……心臓止まりました。
変身曲、登場曲、キャラソンまで…(嬉泣)
セーラー戦士たちの中での最推しカップルなんです。
 
もちろん、ゲストとして登場したお二人は、
ウラヌスのピアノとネプチューンのバイオリンを爽やかかつ情熱的に、
青と緑青の照明のなかで演奏してくださり、
その姿はまさに天王はるか&海王みちる。
 
比翼の鳥、連理の枝…この言葉は2人のためにあると思うの。
ファンの気持ちをとてもよく理解してくださっている関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
 
 
休憩入りは、アイキャッチのBGMでCM入りと同じ気分。
ミュージカルの役者さんたち(皆さんスレンダー!)もいらして、
最終章を迎えるミュージカル セーラームーン Le Mouvement Finalの魅力について熱く語っていただきました。
今回のミュージカルは日替り特典が熱くてですね。なんと、戦士たちのお見送りがあったりするんです…!
http://sailormoon-official.com/musical/
 
 
第2部は、これまたファンには嬉しいスリーライツのメドレーもあり、
定番曲だけじゃない魅力がたっぷり詰まっていました。
個人的にグッときたのが「MOON PRIDE」「ニュームーンに恋して」 です。
 
Crystalの曲を演奏することで、旧だけじゃない、25年分の変わらないファンや関係者のセーラームーン愛の熱量を感じることができました。
クラシックアレンジが合う!震えるほどに美しい!セーラームーンというジャンルにRevoさんとももクロちゃん、やくしまるえつこさんを連れてきてくれた方、本当にありがとうございます。最高にかっこいいです。
 
 
そして指揮者とゲストの皆さんのご挨拶。
セーラームーンの声によるご案内で順にステージへ登場…ああ…最高…
 
「そして私!」
ん?
「三石琴乃です!」
 
 

ええええええええええええ?!!??!
本物やんけー!!!!!

 
 
ここまで、セーラームーンの影アナは録音だと思い込んでいたので、
ご本人の登場に椅子から立ち上がりそうなほど驚き歓喜しました。
…ってことは、あれもこれも、「ムーン・プリズム・パワー・メイクアップ!」も、生で本物だったということ…!
ありがとうございますありがとうございます!
 
 
そして三石さんよりエンディング曲のご紹介へ…

「最後は「セーラースターソング」!
 皆さん一緒に歌ってください!
 一緒に歌ってくれないと…
『月にかわっておしおきよ!』」

 

きゃあああああ!!(頭を抱えるわたし)

 
 
生「月にかわっておしおきよ!」の破壊力といったら…!生きていてよかった。
そりゃあもう、好き好きで好きだったので、
なんとなく歌詞も覚えていて、
石田燿子さんのリードで口ずさみながら
「ああ、今日この場に来て本当によかった」と心から感謝の思いがあふれます。
 
「だれだって運命の星をもつ まけない!
あしたへ セーラーエール ゼッタイ!
つかまえる セーラースター」
この強くきらめく歌詞に、誰でもみんな、
ひとりひとりの輝ける星を持って生まれてくるんだなと、
25年越しのセーラームーンへの愛が止まることを知りません。
大人になった乙女たちは、いとも容易く涙腺が緩みます。
 
 
鳴り止まない拍手に、カーテンコールが3度。
会場の紳士淑女の皆様の、セーラームーン大好き!素晴らしかった!ありがとう!またコンサートやってね!という熱い思いがひとつになった、感動のフィナーレでした。
 
 
最高のコンサートセットリストはこちら。
アバンBGM
☆第1部☆
ムーンライト伝説
愛の戦士
HEART MOVING
プリンセス・ムーン
私たちになりたくて
乙女のポリシー
“らしく”いきましょ
ウラヌス&ネプチューン メドレー
eternal eternity
アイキャッチBGM
ー休憩ー
☆第2部☆
ムーン・プリズム・パワー・メイクアップ!
Moon Revenge
タキシード・ミラージュ
ラ・ソウルジャー
スリーライツ・メドレー とどかぬ想い -my friend’s love- 〜流れ星へ
愛のStarshine
MOON PRIDE
月虹
ニュームーンに恋して
セーラースターソング
 
 
この熱すぎるコンサートの音源を収録したCDは
「美少女戦士セーラームーン 25周年記念Classic Concert ALBUM」として
12月6日に発売されます!
 
 
さて、アニメやアニソンに詳しくなくても知っている「ムーンライト伝説」ですが、
今年10月9日(月・祝)のChor Gnosina 1st LIVEにて披露いたします!
 
愛する人のために命がけで戦う、
強く美しいセーラー戦士たちの姿を皆さんのハートに届けられるよう、
ますますがんばっていきますので、ぜひお越しください!
 
 
ーーー月の光は愛のメッセージ